八転び七起き

はじめましてKRZです。

2021年6月1日

2年前のこの時期は辛い時期だったことを思い出す。それは3つの苦悩が重なってボクの両肩の上に漬物石のように居座っていたからである。あの頃のことを思い出すのはあまり楽しくはない。前にも少しだけ書いたけども、人生で一度だけ占い師に見てもらったのもこの時期だ。それは4月に胃カメラ検査で食道に「できもの」がみつかって、その精密検査もまだ終わっていない時期だった。つまり俗に言うところの「絶望のどん底」である。そんな時にはなにをしたって焼け石に水であり、屁のツッパリにもならない。それでも藻掻くことにどんな意味があるのだろうか。ふとそんなことを考えてみたけども、藻掻くことは案外意味があるようにも思える。なぜかというとまだ下がる状態なら藻掻けばそれだけ深みにはまり、そして谷底から抜け出せなくなるわけではあるが、あんな強烈な局面というのはこれ以上は落ちない状況だった。これ以上は落ちないときに藻掻くことはそれなりに意味があるのかもしれない。だからよかったとは思わないが、あの時は藻掻きまくった。まずは食事を変えた。糖質と塩分を完全に近いまでに断ち、体重も10キロ以上下げ、血圧は100を切った。そしてありとあらゆるサプリメントを飲みまくったし、なんといってもニンジンジュースを飲みまくった。毎週末には温泉にもいき、足マッサージも欠かさずに通った。