八転び七起き

はじめましてKRZです。

2021年7月5日

お世話になった恩師にお中元を贈るために昨日の日曜日に赤羽のイトーヨーカドーに行った。昨年は世の中いろいろあったことからお中元やお歳暮などのお届け物は控えていたので、2年ぶりの贈り物である。お中元コーナーにはお客さん10人分くらいの受付カウンターが設けられていてその会場の入り口には整理券の発券機が置いてあった。ボクはキョロキョロしながらこの整理券を一枚手に取った。それを見ていた係の女性が発券機に繋がっている別の機械のボタンを押した。そして自分の番号が電光掲示板に表示された。整理券のしくみは実にオートチックである。さらに担当の女性が整理券を持っているボクを見つけて近づいてきてくれた。やはりこの整理券を持っていることでお客さんが一目瞭然に見つけられるという極めて便利なオートマチックシステムだ。さて、お中元コーナーに到着してほとんど待たずに対応してもらえたことで少しだけ機嫌がよくなったボクは、愛想よく担当の女性ににっこりとあいさつをした。女性も丁寧に挨拶をしてくれた。そこでボクはなにか直感的に空間の滑らかでない部分を察知していた。早速本題にはいると自分の住所と送り先の住所を紙に書くように言われたので、送り状の申込用紙なのだろうと思い、配達員さんにも読めるきれいな字でボクは書き始めると、それを目の前でその女性が反対から読んで即座にパソコンに入力して印刷してくれた。これまた実にリアルタイムのシステム化がなされている。ぶっちゃけ、考えてみればどれもこれも直接行えばいいことを全部間接的に進めているのが実におもてなしの精神なのだなあ感心してしまった。イトーヨーカドーと言えばセブンイレブンnanacoカードが使えるので有名である。お中元といえども支払いはもちろんnanaco払いである。しかしよく考えたら必要な料金分をチャージしていないことにボクは気が付いた。その場合、nanacoではなく現金で支払えば済むが、女性は「あ、だいじょうぶですよ~!」と不安そうなボクに笑顔で対応してくれた。必要な分の現金を女性に手渡すと女性はおもむろにnanacoのリーダーの機械で「必殺、nanacoチャージ」してくれてボクにカードを手渡してくれたので最終的にはボクは予定通りnanacoで支払ができた。まさにミラクルサービスの3連発である。お届けはいつがよろしいでしょうかと聞かれたので、急ぎませんよと答えたら「承知いたしました。では10日間前後でほどよく届くように手配いたします」と返事があった。ほどよくとはどういうのをさすのだろう。きっと贈ったことを忘れるころに届いてお礼の連絡が来て少しびっくりするくらいという意味合いなのかもしれない。それともほどよくお中元のあまり届かない閑散とした時期に届くようにとのことなのか・・・。よくわからないが中元を出し終えてとてもいろいろ考えさせられたなあと思ったがやはりイトーヨーカドーは素晴らしいと思った。