八転び七起き

はじめましてKRZです。

2021年6月26日

なにやら潜在意識を書き換えるといいことがあるらしい。そもそも顕在意識があって、潜在意識があるわけだが、その二つの役割や仕組みなどもボクにはわかっているようで実はよくわかっていないので潜在意識だけを書き換えるというのがどういうことなのかがよくわからない。しかし潜在意識を変えると人生が劇的に変わるのだそうだ。目に見えないのにどうやって変えることができるのだろうか。それに変えない方がいい場合だってあるだろう。なぜなら悪い方に変わるのは歓迎しないからだ。つきなみだが小学生でもわかるような容易な説明があればいいのになあと思い、少しだけネット検索で勉強した。その結果分かったことは「潜在意識」で検索するとあやしいサイトばかりが目立つことだ。そこに書かれてあることはどれもこれも実に胡散臭い。こういうのがボクにとっての潜在意識が「混ぜるな危険」的なシグナルを発している。「スピリチュアル」という言葉がそもそも「詐欺まがい」だと信じ込んでいる保守的なエゴにとっては完全にこういう胡散臭いというだけで警告音が聞こえてきて「パターン青、使途です」となる。ミサトさんもその瞬間にシンジ君はどこいったんや急いで探せ~となる。さて、潜在意識というのは自分なりに理解したことはというと、こういうことになる。それは自分自身の心の中にあるもので、価値観とか希望とか苦手なこととか様々な設定があるとするとまさにこれだ。それらは複雑な機械の設定スイッチのようにすごく沢山あるのだと思う。それこそこれまでに身の回りにいて知り合ったすべての人の数ほどのバリエーションがあり、好きなタイプや嫌いなタイプというのが様々にあって、食べ物や飲み物にあれもこれも挙げだせばきっととんでもない情報量になるのだろう。新宿の紀伊国屋にある本の数くらいになるのではないかと思う。しかしそれだけの膨大な情報の全てを日々の生活のなかで頻繁に参照することは出来ない。だからごくごく限られた代表的なものだけをすぐに使えるようにデスクの上に並べて生きていると例えるとそれが顕在意識だ。単純化された最低限の情報で日常的に生きていることになる。しかし本当はその裏には潜在意識という名の膨大な情報倉庫があって、顕在意識に影響を及ぼしているのだと思う。なぜなら潜在意識にはこれまでに経験したさまざまな物事のすべての記憶であってそれらはもしかすると現実でおきたことではなくテレビや読み物で得たバーチャルな経験も含まれている。そういうのが無意識にボクらの行動を縛っているのかもしれないし、逆に行動を促進しているのかもしれない。鉄パイプが落ちてきて咄嗟にシンジ君を守ったように。だとすると潜在意識というのは変えることが出来るのかなあと疑問に思う。潜在意識を書き換えるくらいの刺激的な経験をするのがやはり一番の近道のように思う。セカンドインパクトのような。