八転び七起き

はじめましてKRZです。

2021年6月28日

うちは東京都と埼玉県との県境に位置する荒川に面する川口で、マンションのとなりを東北本線京浜東北線が6本束になっている鉄道線路が走っている。だから結構騒音がするのだがそれは自分で日曜大工をして枠を作った2重窓(サッシは業者さんにつけて貰った)のおかげであまり気にはならない。しかし振動は結構ある。特に重いコンテナを牽引する電気機関車が通るときは震度1くらいの揺れが起こる。これは2重窓では防げないわけだが、いまのところは日常生活に支障はでていない。しかしその揺れは季節によって微妙に変わるように思う。つい半年前は結構揺れが強かったように思うのだが、この頃はあまり揺れを感じない。マンションの下の地盤が固くなったり柔らかくなったりしているのだろうか。それとも線路の保全修理などが影響しているのだろうか。確かにこのところ夜な夜な線路工事をしていた。時折だが線路工事を実施しますというチラシがポストに届く。よく見ると線路がきれいになっている。敷石も新品そうなものになっているように思う。そもそもがこの敷石があるかないかで振動も結構違うらしい。その振動というのは列車にかかる振動のことであり、結果的には地面に伝わる振動もやわらぐと考えればうちの揺れにも影響するものなのだろうか。気になったのでググってみたがよくわからない。分からないものは実験してみるのが一番てっとり早い。さて実験計画は以下の通りになる。うちの目の前の鉄道の敷石を長さ30メートルほど全てを自宅に持ち帰り一時保管する。いっきに持って帰るとばれるので一日に10個持って帰るとして、1年で3650個。これでどのくらいの長さの線路から敷石が撤去できるであろうか。仮に10メートルでもデータは採取できるだろう。3650個の石を置く場所はどこがいいだろうか。やはり北向きの部屋のベランダに限る。ここは誰にもめいわくにならない場所である。しかし問題は揺れをどうやって数値化するかである。地震計を買うと高くつくし、かといって適当にすると科学的な検討にはならない。揺れを感知するにはやっぱりなまずが一番である。噂では某東大の地震研究所にもナマズがいるらしい。しかしなまずをどこでなまずを捕まえたらいいだろう。荒川に入るように思うが、少々川幅が大きすぎる。捕まえるのに長靴がズボンのようにのびたやつを買わなければいけない。アマゾンで探したらなにやらそれらしいものが出てきた。名前は上田という。感じではなくカタカナでウエーダーか?それが結構高いのだ・・・。7000円もする。これではナマズを捕りに行くことが出来ないので困り果てた。悩み続けた挙句ふとアマゾンのサイトでなまずを検索してみようという安易な考えが頭に浮かんだ。そんな考え方は科学者として本当に正しいのだろうかと・・・。精神論はどうであれ検索してみることにした。アマゾンで1匹1500円で売られていた。ウエダ―より安い。