八転び七起き

はじめましてKRZです。

2021年5月19日

毎年梅雨の季節になると体調が悪い。天気が悪いと体調も悪くなるものだ。もう少しきちんと説明すると天気が不安定なのが好きではないということである。そんな気象病的な体質は長年続いていた。しかしここ1年くらいはあまり気にならなくなっていた。なぜだろう。天気のことを考える余裕もなかったのがよかったのかもしれない。そう思うと、考えないことというのはそれなりにメンタルヘルスにはいいことなのかとも思えてくる。ついつい考えてしまうことというと・・・。トップランキングなのはやはり健康のことが圧倒的に多かったと思う。例えば、息をするのを忘れてしまったりしていないか、などだ。ここのところそんなことは全く気にもしなくなってしまった。なにかの変化があったのだとすれば、2年前にボクは大病を患って、2週間入院してその後半年くらいクスリも飲んで、そしていつしか例の忌まわしい伝染病も流行り始めた。体調は悪くない。そう考えるとそのころからすでにボクは別のパラレルワールドに移行してしまったのかもしれない。今いる世界は元の世界とは違う。空を見上げてみるといつもの月のよこに一回り小さな月があるかもしれない。はたまた考え事をしながら前を見ずにエレベーターを降りた階は真っ暗な廊下があって、エレベーターの方をふと振り返ると耳のモデルをしている女の子がボクにささやくかもしれない。「音楽が鳴っている限り踊り続けるのよ、それもとびきり上手に・・・」。話が脱線したが、今いる世界が本当にパラレルワールドだとしたら元の世界にも自分はいるのだろう。しかし彼女が言うように踊り続けなければならないのは間違いないなさそうだ。やれやれ。情報が少なすぎる。いや正確にいうと本物の情報と嘘の情報が混乱しているというのが正しいのかもしれない。梅雨になったというひともいればまだ梅雨入りしていないというひともいる。一つだけ正しいことがある。それは音楽はまだなっているということだ。だから踊り続ける。さもなくばこの世界から抜け出せなくなってしまう。