八転び七起き

はじめましてKRZです。

2021年5月28日

ほくろがとても魅力的な女性の話をしよう。それは10年前ごろにシンガポールの職場にいた女の子のことだ。彼女はとても素直で真面目で冗談なんて人生で一度も言ったことがないような女の子だった。年は30歳前後。背は高くもなく痩せてもなく太ってもいない。北海道の出身だからかとても色白だった。その彼女はほぼ毎日職場で会うわけで、いつしか仲もよく世間話をするようになったし、なにより異国の地に日本人がいること自体まれなことなので当然のことながら飲みに行く機会も多くなってきた。もちろん2人きりではなく何人かでのグループでのことだ。彼女は一応結婚していて旦那様をほったらかして留学してきてた。そんなある日、ボクはふとしたきっかけでほくろの話を始めた。それはきっと彼女の顔にはほくろが3つあったからだ。それらはとても緻密に計算された場所に位置していてボクは彼女と話をするときはいつもひとつひとつを目で三角形を描きながら眺めていた。三角形を追いかけていると頭の中にはワルツが流れてくる。それはビルエバンスのWaltz for Debbyのような派手ではないがなぜか心が躍るような気分になるワルツである。しかも彼女は