八転び七起き

はじめましてKRZです。

2021年5月17日

雨の日曜日にはボクはきまって家で映画を見る。昨日はそんな映画日和の日であった。足マッサージから帰ってきたボクは次に観る予定の映画はとっくに決まっていて、全く他の映画には目もくれずに一直線にその映画をAmazon Primeで開いた。今回観る予定の映画は10日前から決まっていて、すでにその映画のエンディング曲は何回も聴いていた。というかエンディング曲がとても好きになったのでその映画を観てみたいと思えるようになったというのが正しい。実をいうとこの映画は半年くらい前からAmazon Primeのサイトのおすすめリストにも上位に見えていた映画だったが、なぜか全く観る気にならなかった。むしろ観たくないと思っていた。その理由は単純である。映画のタイトルが好きになれなかったのと、いかにも若者の薄っぺらい恋愛系という印象しかない映画のポスターのせいである。もしもその映画のタイトルがもっと適当でしかも短く、ポスターにカップル姿ではなくヒロインの顔がもっと大きく写されていたらボクの印象もガラッと変わっていたかもしれない。そして目にはあふれんばかりの涙をためていながらもやさしい笑顔をみせているとしたらおそらくそれはボクのこころを引き付けたかもしれない。映画というのはそれだけタイトルとポスターが重要なのだろう。恋愛映画における「別れ」は銭湯に例えれば水風呂である。その水が冷たければ冷たいほど湯上りの体は暖かかくなるものである。久々に素敵な映画をみた。